芝生管理には、熟練した人材と高度な技術が必要です。BASFは除草剤、殺菌剤、着色剤などの優れた製品を提供することにより、グリーンキーパーや芝生管理者、造園・園芸業界のプロフェッショナルの方々に貢献しています。
空港、工業用地、鉄道、沿道、公共施設などの非農耕地に対して、BASFの除草剤は植生管理における効果的なソリューションを提供します。
病害虫の発生は切り花、球根、装飾用植物などの花き類の商品価値を損なわせる要因になります。BASFは温室や苗床において雑草、病害虫の防除を行うための幅広いソリューションを提供しています。
【New】 2023年9月27日
ザンプロターフの登録内容が更新されました。
アーセナル<sup>®</sup>液剤は、散布時期を選ばない画期的茎葉兼土壌処理除草剤です。一年生雑草、多年生雑草をはじめ雑灌木や落葉樹類などを含めて、幅広い雑草木に優れた殺草効果を発揮し、およそ6ヶ月から1年の長期に渡り、雑草木を抑制する効果を兼ね備えています。アーセナルは、大きく成長している雑草や、これから発芽しようとする雑草を、広葉雑草からイネ科雑草を問わず、同時に防除します。特に難防除雑草とされるスギナ、クズ、ススキ、ササ、セイタカアワダチソウにも幅広く優れた効果を発揮します。効果発現まで2週間程度、その後効果完成までには1ヶ月以上を要します。使用にあたっては、周辺の有用作物への飛散・ドリフト・流入に注意し、樹木の根茎から3m以上離して散布してください。
ウェイアップ<sup>®</sup>フロアブルは、雑草発生前に散布をする土壌処理剤であり、一年生のイネ科雑草や広葉雑草まで幅広い草種に対して優れた除草効果を示します。有効成分が土壌に強く吸着されるため、長期間に渡り雑草発生を抑制すると共に、環境中への流出もほとんどありません。本製品は、芝生に対する高い安全性を有することから、ゴルフ場の芝生管理において理想的な土壌処理剤です。それは、長きに渡り現場で愛され、使用し続けられている実績・歴史が証明しています。
エメラルド<sup>®</sup>DGは、BASF社が開発したSDHI系統の有効成分であるボスカリドを配合しています。本製品は特に、ダラースポット病、カーブラリア葉枯病(犬の足跡)、炭そ病に対して優れた予防効果と長期残効を示し、病害発生前から発病初期までの幅広い散布適期を有します。また年間を通じ、いずれの時期に散布をしても芝生に対して生育抑制等の薬害が生じにくく、芝生への高い安全性を有しています。
オナーWDG<sup>®</sup>は西洋芝(ベントグラス)の主要病害である炭疽病、ピシウム病、赤焼病、ダラースポット病、葉腐病(ブラウンパッチ)に対して優れた予防・治療効果を示す新規の芝生用総合殺菌剤です。本製品はベントグラスへの安全性が高く、夏場でも病害防除にご使用いただけます。また、本製品に配合されている有効成分の「ピラクロストロビン」と「ボスカリド」は優れた浸達性を有しており、散布ムラを補完すると共に耐雨性にも優れます。対象の病害が発生するいずれのシーズンにおいてもご使用可能であり、特に5~8月の夏場にかけての防除に適した特徴を兼ね備えた総合殺菌剤です。
カスケード®乳剤は、昆虫の外骨格を形成するキチン質の合成を阻害し、幼虫の脱皮時にその致死効果が発揮される剤です。さらに害虫の種類によっては雌成が産下する卵のふ化を抑制するなど特異的な作用を示し、害虫の密度を抑制します。本剤はチョウ目、カメムシ目、ハエ目、アザミウマ目、ダニ目に活性を示し、他のIGR剤にはない幅広い殺虫スペクトラムを持つ剤です。一方、天敵やミツバチなどの訪花昆虫への影響は少なくIPM(総合的害虫防除)に適した殺虫剤です。
コテツ<sup>®</sup>フロアブルは、適用作物が多く、100以上の幅広い作物に使用できます。殺虫スペクトrラムが広く、チョウ目、アザミウマ目、ダニ目、カメムシ目、コウチュウ目、ハエ目などさまざまな害虫に有効です。ユニークな作用性を有し、殺虫剤として唯一のピロール系呼吸系阻害剤です。
ゴーゴーサンは、雑草発生前の土壌処理に使用する除草剤で、一年生イネ科雑草から、一年生広葉雑草、カヤツリグサ科まで幅広い雑草に効果を発揮します。また、ゴーゴーサンは、薬剤の成分が土壌の表面に安定した処理層を形成し、45~60日と長い効果を示します。また、土壌移行性が小さい為、作物への薬害発生の恐れが少ない剤です。ゴーゴーサンの有効成分であるペンディメタリンの歴史は古く、本剤は30年を越える長い実績を有し、使用者から高い信頼を受けている除草剤です。
ザンプロターフ<sup>®</sup>は、全く新しい系統の有効成分イニシウム<sup>®</sup>(一般名:アメトクトラジン)を配合した、ピシウム病、赤焼病に高い予防効果を示す殺菌剤です。イニシウム<sup>®</sup>は病原菌の細胞内ミトコンドリア内にある電子伝達系複合体IIIのスチグマテリンサブサイト(QoS)と結合することによって殺菌活性を示す唯一の薬剤です。したがって、既存の殺菌剤とは交差抵抗性を示さず、耐性菌管理のためのローテーション防除に組込める理想的な薬剤です。 またザンプロターフ<sup>®</sup>は植物体のワックス層に強く吸着されるため優れた耐雨性を示すと共に、夏期の西洋芝に対しても高い安全性を有しています。
従来の殺菌剤とはまったく異なる系統のストロビルリン系殺菌剤です。 他剤耐性菌に対しても有効です。予防効果にすぐれ、また各種病害の胞子形成を強く阻害するため圃場における病害の蔓延を効果的に防ぎます。
セルカディス<sup>®</sup>フロアブルは、有効成分ゼミウム<sup>®</sup>(一般名:フルキサピロキサド)を配合した日本芝の総合殺菌剤です。本製品は、ゼミウム<sup>®</sup>が根部、葉面から速やかに植物体内に浸透移行すると共に、植物体のワックス層にも吸着されることで、ラージパッチなどの様々な日本芝の病害に対して優れた殺菌効果と残効性を示します。春期・秋期のラージパッチとその他病害を同時防除することによる省力化など、使用幅の広い新しいタイプの日本芝総合殺菌剤と言えます。また、芝生に対して高い安全性を示すため、安心して散布いただけます。
ダブルアップ<sup>®</sup>DGは、一年生広葉雑草に高い除草効果と長い残効性を有するスルホニルウレア(SU)系統の除草剤です。散布適期としては、雑草の発生前から発生初期まで広い散布適期を有しているため、春期・秋期の多くの場面においてご使用いただけます。また、ダブルアップ<sup>®</sup>DGは芝生に対する高い安全性を有すると共に、人畜や魚類に対しても影響が少ない薬剤であり、ゴルフ場の芝生管理において理想的なSU系統の除草剤です。
バサグランターフ<sup>®</sup>は、生育期の一年生広葉雑草およびヒメクグに対する茎葉処理により優れた除草効果を示す茎葉処理剤です。特に近年問題になっているスルホニルウレア(SU)系低感受性ヒメクグに対しても優れた茎葉処理効果を示します。本製品は、雑草の光合成を阻害することで除草効果を示すユニークな作用機作を有しています。高温期での散布、重複散布には注意が必要ですが、汎用性の高いユニークな茎葉処理剤です。
プリンス<sup>®</sup>フロアブルは、従来の殺虫剤とは全く異なる系統の殺虫剤です。水稲の箱処理殺虫剤分野ではすでに単剤(プリンス粒剤、フィプロニル1.0%)および各種混合剤が上市されており、幅広い殺虫スペクトラムと安定した残効性から各地で好評を得ていますが、園芸分野においても使いやすいフロアブル製剤(フィプロニル5.0%)として開発が進められ、2002年4月に園芸用殺虫剤として農薬登録を取得しました。